視力アップ 明暗トレーニング法

明暗訓練で近視、老眼、乱視にも効果


虹彩を鍛えて視力アップ

虹彩の位置と形、目の構造

ものを見る時に重要な役割を果たす虹彩(こうさい)は、目に入る光の量を調節します。虹彩はカメラの絞りと同じ働きをし、明るい場所では虹彩が大きくなり(弛緩し)瞳孔を狭くして目に入る光の量を絞ります。反対に暗い場所では虹彩が小さくなり(収縮し)瞳孔を広くして目に入る光の量を増やします。
視力はピント合わせの毛様体筋、見る方向を調節する外眼筋、そして光の強さを調節する虹彩の三つが上手くバランスが取れてはじめて正常に働きます。
(参照:近視乱視の原因解明
虹彩の調節能力が衰えると視力にも悪影響を及ぼします。虹彩は不随意筋ですから自分の意志では動かせません。しかし、ここで紹介する明暗訓練法を実施すると虹彩の筋肉も鍛えることが出来ます。
虹彩の色は人種により異なります、虹彩の色は皮膚の色と同じくメラニン色素の量により変わります。白人はブルー(青)の目をしていると言いますが、実際には虹彩の色がブルーなのです。黒い目をしている日本人は虹彩にメラニン色素が多く、強い光にも対応しやすいと言います。白人がよくサングラスをかけるのは強い光に弱いからだとも言えます。
比較的明暗の対応力が強い日本人ですが、目の疲労や老化で虹彩の調節能力が衰えることがあります。ここで紹介する明暗訓練法を実施して、視力アップを目指しましょう。

明暗訓練 具体的手順

明暗訓練の方法(蛍光灯使用)

虹彩は不随意筋ですから、自分の意志では動かすことは出来ません。そこで、訓練のため明暗の環境を作って虹彩を動かします。
蛍光灯を使う方法を紹介します。この訓練法は使用する蛍光灯以外は消して暗い場所で実施した方が効果的です。

蛍光灯を使った明暗訓練法

基本的訓練法
蛍光灯式電気スタンドを用意します。スタンドを顔の前10~20cmに置き、目を閉じて蛍光灯のスイッチを入れたり切ったりします。
点灯時間と回数
蛍光灯を約5秒間点灯し、消してそのまま約5秒待ちます。また蛍光灯を約5秒間点灯するという繰り返しを10回行います。
注意事項
電球式スタンドは使わないでください、網膜に残像が残るため目に悪影響を及ぼす可能性があります。
瞬間的に点灯できない蛍光灯の場合
旧式の蛍光灯で瞬間点灯できないタイプの場合、蛍光灯はつけたままで、閉じたまぶたの上を両手で覆うことでも虹彩の訓練になります。この方法なら、電気スタンドだけでなく、天井の蛍光灯でも訓練できます。

明暗訓練は5分もあれば実施できます。「視力回復カード トレーニング法」で紹介した毛様体筋と外眼筋の調節能力を鍛える「15点視力回復カード」訓練を同時に行っても10~15分程度で終了します。
明暗訓練法も朝昼晩の1日3回からスタートしましょう。昼間蛍光灯のない場所で明暗訓練するときは、明るい外に顔を向けることでもできます。ただし、太陽を直接見ないようにしてください。

「15点視力回復カード」訓練と「明暗訓練」を組み合わせると、近視を解消できるだけなく、老眼や遠視、乱視にも効果があります。老眼は毛様体筋や虹彩の老化だけでなく水晶体が固くなり焦点が合いにくくなっている場合があります。しかし紹介したカード訓練、明暗訓練で水晶体の動きもスムーズになり、老眼を改善したり進行を遅らせることが出来ます。

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